Works
ハトノスの過去上演情報です。
所属については、出演当時のものを記載しております。
所属については、出演当時のものを記載しております。
2021年冬公演
『毒の島には近づかない』2021年12月23日-12月26日
作・演出=青木文太朗 広島県に実在する大久野島を舞台にした群像劇。大久野島は現在「うさぎの島」として有名な観光地となっている一方、戦時中は毒ガス製造工場が稼働していたという歴史も持っている。毒ガスの歴史に囚われ島を案内する人、かつて毒ガスの歴史を伝えると決意したはずの人、うさぎに癒されるために島を訪れる人、島を離れてしまった人…、様々な人が交差する島を、今日もうさぎは駆け巡っている。 写真撮影:古元道広
出演:
渡邉守 経塚祐弘 村山新(しあわせ学級崩壊) 林揚羽(しあわせ学級崩壊) 野田詩 遠藤瑞季 小島きらり 藤原朋香(劇団コギト) 会場: 現代座会館 地下ホール |
2021年夏公演
『忘れ果てて』2021年7月30日-8月1日
作・演出=青木文太朗 <1970年>、被爆2世の「男」が、ある日自分が「原爆が落ちていない世界」にいることに気づく。「男」は被爆2世であることを理由に婚約を破棄されたばかり。突然の世界の変化に戸惑いながらも、そんな世界でも「普通に生きている」自分に気づく。 そして<現代の広島>、ここでは広島出身の「僕」が広島平和記念公園で様々な体験をしていく。 「原爆がない」はずはない。それでも、「男」がいる世界は原爆がなくてはならなかった。そして、そんな存在するはずのない「原爆の無い世界」に「僕」が迷いこんでいく… 写真撮影:古元道広
出演:
菅野大地(劇団砦) 冨谷悠 遠藤瑞季 岡澤由佳(散策者) 中蒼志郎(劇団コギト) 会場: 梅ヶ丘BOX |
一橋いしぶみの会制作 朗読劇
『ある戦没オリンピアンの日記』2021年6月12日(土)~2022年3月31日(木)、YouTubeで公開
※一橋いしぶみの会の企画した朗読劇『ある戦没オリンピアンの日記』に、青木が脚本・演出・映像編集として参加。 一橋大学の戦没学友の追悼式を主催している「一橋いしぶみの会」が、2020東京五輪に合わせて、 東京商科大学(現一橋大学)出身の戦没オリンピアンを題材に企画した朗読劇。当初は2020 年に一橋大学学祭である「KODAIRA祭」での朗読劇上演を企画していたものの、コロナ禍で学祭が 中止となり企画も一時延期、1年後に学祭のオンライン開催に合わせて、朗読劇を映像作品として構成し、発表した。 朗読劇の主役は1932年ロス五輪ホッケー代表銀メダリストの柴田勝見氏。柴田氏が残した詳細な日記をもとに、柴田氏の戦場での様子や日記を読む現代の大学生の様子を描いた作品となっている。 大学生役には、現役の一橋大学学生が出演した。 【メディア掲載情報】 NHK 戦跡―薄れる記憶― 「戦没オリンピアン」 そのことばをたどってみると https://www3.nhk.or.jp/news/special/senseki/article_110.html |
ハトノス旗揚げ公演
『始発まで』2019年3月22日-24日
作・演出=青木文太朗 舞台は2019年夏の広島。「被爆電車特別運行プロジェクト」を運営する若者らが被爆証言を語ることの意味を発見する物語であり、“被爆者”である男が死を迎えて原爆投下当時の記憶と再会する物語である。 戦時中の人手不足に際して、広島では広島電鉄の労働力を確保するために軍部が主導となって「広島電鉄家政女学校」が設立された。この学校の女学生と彼女を指導した先輩の記憶に、時を隔ててその先輩の孫が出会ったとき、既に祖父はその記憶を語ることができない状態だった…。 体験していない記憶を語ろうともがく中、若者たちは「被爆者」へと近づいていく。 出演:
林揚羽(しあわせ学級崩壊) 中本修司 笠原大輝 遠藤瑞季(劇団コギト) 会場: 現代座会館3階 小さなNPO劇場 |